厩舎紹介

スタッフ同士でも調教師に対しても自由に考えを話し合える厩舎が理想だと考えています。些細な会話の中に各馬の能力開花のヒントがあると考え、自由な事が言い合える風通しの良い厩舎を常に目指しています。また、厩舎全体が育っていくためにもスタッフの自主性を求めています。各馬に合った飼養や調教法にスタッフ自らが気付き、競走馬達がストレスなく成長出来るよう人材の育成に力を入れています。「もし、競走馬自身が厩舎を選べるならば高馬厩舎に入りたい」と思ってくれる様な、愛馬心に溢れたスタッフを育て、オーナー様の大切な愛馬を安心して預けて頂ける厩舎を目指して日々精進しております。

兵庫県立西脇馬事公苑

兵庫県西脇市にある兵庫県立西脇馬事公苑に高馬厩舎を構えております。

西脇馬事公苑とは、兵庫県競馬組合が管理する競走馬を育成・調教を目的として設置されたトレーニングセンターです。四方を自然が囲み、街の喧騒とは無縁の立地となっています。自然がもたらす綺麗な空気と静寂は競走馬達に精神的にも心地よい休息を与えてくれます。自然の馬は危険を早く回避するために立ったまま寝ますが、競走馬は馬房で横になって睡眠をとります。日々の厳しいトレーニングで疲れた身体をゆったりと休める事が出来る馬房、心身共に健やかな状態でトレーニング出来る環境が西脇馬事公苑、高馬厩舎には整っています。中央競馬であたり前の輸送、JRAの検査結果では3時間程の輸送ではストレスを抱えないとの研究結果が出ています。西脇馬事公苑から園田競馬場までは約1時間、姫路競馬場までは約40分、高速道路でのほぼ直線的な移動でストレスは感じていないと思っています。輸送はハンデどころか闘争スイッチが入りレースに向けて優位と考えています。競馬場にいる競走馬達はレースの出走と日々の厳しいトレーニングにより多くのストレスを感じています。自然豊かな環境でのびのびとトレーニングを行い、出走の時だけ競馬場で闘争心を高める環境で管理されている方がストレスも溜まらないでしょう。常に心身共にバランスを整えることが出来る西脇馬事公苑での調教はハンデどころか優位と感じています。

トレーニング

育成や調教の現場では、既に常歩の重要性は認識されており、好成績をあげている厩舎では日々の調教でも長い時間が常歩運動に費やされています。高馬厩舎では運動障害が起きない様ウォーミングアップとクーリングダウンに十分な時間をかけています。さらに、スピードを上げて歩幅を伸ばす事により背骨の柔軟性を養いストレッチ効果をもたらすと共に、後躯が力強く踏み込むようになり推進力の鍛錬に大きく役立ちます。馬に騎乗したうえで長い時間リズムよく歩かせ、人馬の呼吸を合わせる事も各馬の性質を把握するのに有効と考えています。また、筋繊維の肥大、心肺機能の向上を図るためインターバルトレーニングを行い、若馬には走る意欲を高める目的と走りを教わるための古馬との併せ馬や集団調教を行っています。高馬厩舎ではこのような調教が基礎になりますが、各馬の体調・精神状態に合わせて柔軟に対応した調教を行いっています。また、騎手経験を生かして時には調教師自ら騎乗調教を行い各馬の状態を把握し、性格や癖に合った馬具を使用して一頭一頭の競走能力を最大限発揮できるよう努めています。

ピックアップ記事

  1. 高馬厩舎所属で騎手デビューした土方颯太 …
  2. tolleruの平野社長から、t…
  3. 高馬厩舎では、競走馬のレース前の体調調整やレース後の治療回復…

KOUMA STABLE(髙馬厩舎)

所在地
兵庫県西脇市合山町834-31

電話
090-2383-0881

営業時間
9:00~20:00

定休日
年中無休

カテゴリー